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独身の日からみる中国のEC市場の進撃

独身の日からみる中国のEC市場の進撃
中国では「11月11日」は「独身の日」と言います。

「1」が連なる日付を、まるで独身者が並ぶ様子に見立て、未婚者が自分自身のために買い物をする日として定着しています。

そしてこの日には「独身の日商戦」というのがあって、ネット通販最大手のアリババ集団が運営するTmall(天猫)では2015年11月11日のたった一日で売上912億元、日本円にして1兆7000億円をたたき出した実績があります。ちなみに、2014年は1兆円ほどでした。

アリババ集団の発表によると、初めの1時間で売上が既に39億ドル(4800億円)に達しており、2014年の2倍のスピードで売上を伸ばしていったようです。

独身の日商戦は、1日だけなのでセールタイムは24時間です。開始から10時間で78億6000万ドル(1兆円)に達し、この時点では昨年の実績を追い抜いていたとのこと。

額もさることながら、伸び率も半端ではありませんね。ちなみに、日本のEC売上トップはご存知でしょうか?

2013年の情報ですが、日本のEC年間売上トップはアマゾンです。日本企業じゃないのも悲しいですが、注目すべきはその額。なんと、わずか76億3900万ドル(9400億円)。。

2014年のTmallの独身の日の売上1日分にも満たないのです。

越境ECを考える企業が、独身の日商戦を見逃さない手はないです。知らないなんてもってのほか。

というわけで、2016年の独身の日は、出店することは勿論、お店を最高のコンディションにして、是非独身の日の恩恵を存分に受けてください!

越境ECご出店の相談は無料で承っております。

※2016年ダブル11の予測が中国郵便局より出ております。詳しくはコチラ↓↓(2016.10.24更新)
【2016年11月11日】Tmallのダブル11総流通額(GMV)はどこまで伸びるか?

 

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