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これは知っておいたほうがいい。日本政府の中国市場プロモーション方針 - 2016年度版

これは知っておいたほうがいい。日本政府の中国市場プロモーション方針 - 2016年度版
日本政府の観光庁が出す訪日外国人向けの主要各国別のプロモーション方針をご存知でしょうか?

こちらの記事でも紹介したとおり、中国人の人数は今や訪日外国人シェアのぶっちぎりトップです。その数、499万人。観光庁では訪日中国人へのプロモーション戦略を策定しており、今日はそちらのご紹介をしたいと思います。

まず、ひとつ事前にお伝えしておきたいのが、500万人近くの方が訪日しているにも関わらず、実は中国人の訪問国ランキングでは日本は1位ではないということです。1位は香港、2位にマカオ、そして3位にタイ、そして韓国、台湾などがランクインして、日本はなんと11位。そう、500万人も来ているのにまだまだ伸びしろがあるということです。

さて、平成28年度のプロモーション基本方針ですが、以下のとおりです。
北京・上海・広州では、個人旅行者に向けて「個人の趣向に合った日本の魅力」を訴求し、北京・上海・広州を除く重点都市においては、団体ツアー(クルーズ含む)向けに日本食、温泉、四季、ショッピングなど「日本の代表的魅力」の情報発信を行う。プロモーションは比較的訪日客が少ない時期(5月~6月、10月~12月)を中心とし、地方誘客強化の一環として引き続き九州プロモーションを重点的に実施するとともに、東北プロモーションも行う。同時に、旅行の質の向上にも力を入れ、訪日旅行市場の持続可能な成長を目指す。

※重点都市とは、北京、天津、瀋陽、大連、武漢、青島、長沙、西安、上海、杭州、無錫、寧波、南京、蘇州、重慶、成都、広州、深圳、仏山を指します。

まず、北京・上海・広州などに関しては、やはり最先端の情報が飛び交っていることや既に何度か日本に来ている人も少なくないこともあり、旅行者の考え方も多様化してきています。これまでのように団体ツアーで家族で参加して東京に来て爆買いをするという傾向から、徐々にその人の趣味趣向にあった旅行が個人単位で行われてきています。OLなど20代~30代の女性の個人旅行に照準をしぼった観光客誘致を狙っていくという方針ですね。体験型の消費も増えてきているのが現状です。エンタメや美容などの施設・お店を運営されるサービス事業者さんには良い流れですね。

ついで、それ以外の重点都市では、上記3都市を追いかける形で消費者が続々と訪日してくるようなイメージです。まだまだ中国には発展中の都市が多く、これまでどおり7月8月などの子どもの夏休みを中心に多くの団体観光客が来ることは間違いありません。観光庁の方針では訪日数の少ない5月~6月、10月~12月に重点的にプロモーションをかけるということで、この時期に合わせた訪日中国人向けの自社キャンペーンを行うのも良いのではないでしょうか。

最後に、「中国人がたくさん来る!」と言えば「春節」というイメージがありますが、実は違います。

観光庁の当プロモーション方針の資料にも出ていますが、7月~8月にかけての夏休みにもっとも訪日数が増えます。さて、中国の夏休みはもうすぐです。対応準備は出来ていますか?まだの方は、今すぐ中国人観光客向けのキャンペーンや応対方法を模索することをおススメします!

 

※出所:観光庁 平成28年度中国市場訪日プロモーション方針

 

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