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上海の化粧品輸入が好調。フランス・韓国に追随する日本勢の今後の課題とは?

上海の化粧品輸入が好調。フランス・韓国に追随する日本勢の今後の課題とは?
上海税関の統計データによりますと、今年の上半期で化粧品の輸入金額は69.9億元(約1065億円)だったとのことです。前年同期比でなんと32%増!ちなみに6月についてはわずか1か月間で10億元でした。

世界各国、どこから上海に入ってきているかというと、そのシェアでは欧州連合から51.9%で30.6億元、特筆すべきはフランスから22.8億元、イギリスから4.5億元でした。また、韓国22.4%の13.2億元、日本13.6%の8億元、アメリカ6.9%の4.1億元となりました。

日本の化粧品こそが中国で莫大な人気があると思いきや、実際はフランスや韓国よりも下回っています。しかしながら、決して品質で劣っているわけではなく、おそらくはマーケティング戦略や越境ECなどへの出店事情が影響をしているのではないでしょうか。よく日本のメーカーさんを中国にお連れして展示会などに参加する際に、バイヤーさんの声を伺うことがあります。「日本の商材を取り扱いたいんだけど、許可をとっている会社が本当に少ないんだよね」と。つまり、きちっとした戦略を立て、しかるべき手段をとって中国市場に参入できている企業がまだまだ少ないというのが日本勢の現状です。実際はまだまだ伸びる余地があると考えます。

ところで、今回の上海税関の上半期輸入額において、貿易手段という切り口からみると、87.6%は特別方式(保税モデル&保税直郵など)で51.6億元。一般貿易方式5.9億元、保税加工貿易方式1.2億元となっています。

上海税関における化粧品の輸入が増えた理由としては、中国政府による4月8日の規制後の5月に新たに発表した「上海浦東新区の臨時調整」の影響が強いのではないかと考えることができます。

 

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