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国慶節を超えた!?2016年、アリペイ口碑(Koubei)によるダブル12キャンペーンが怒涛の勢い

国慶節を超えた!?2016年、アリペイ口碑(Koubei)によるダブル12キャンペーンが怒涛の勢い

今年のアリババグループによるダブル12の結果が早くも出ているようです。

先日「ダブル11とダブル12の決定的な違いとは?アリババとアリペイが進めるオフライン戦略」の記事でお伝えしたように、アリババグループでは、オフラインに比重を置いた戦略によりダブル12の再定義が進んでおり、決済大手アリペイと生活情報プラットフォームの口碑網(Koubei)による「アリペイ口碑」をメインとしたダブル12キャンペーンが、今まさにピークを迎えているところです。(12月12日現在)

今年はキャンペーン期間を3日間とし、12月10日にスタート。本日12月12日が最終日となります。さて、その初日の売上はどれくらいだったのでしょうか?

アリペイ口碑(Koubei)の発表よると、12月10日、4,900万人がオフラインでアリペイ決済サービスを利用しショッピングや外食を楽しんだようです。

今回のダブル12では約1000件ほどの大規模ショッピングモールが参加しており、来店者数、売上高ともに通常時の2倍近くにまでのぼりました。今年参加が初となる話題の人気スポットや店舗等でも、初日のアリペイによる支払額は通常時の1.5倍増となったとレポートしています。またお菓子チェーンの「良品舗子」のオフライン店舗では購入件数が95万件を突破。昨年のダブル12(12月12日のみ)に比べ、43.9%増となり、良品舗子では史上最高の購入件数を樹立したとのことです。

参加者数については、上海、杭州、北京の消費者が最も多くなりました。上海の「龍の夢ショッピングセンター(長寧店)」、杭州の「宝龍都市広場」、「紹興銀泰城」は中国全土で最も巨大なオフラインマーケットです。「龍の夢ショッピングセンター長寧店」の市場部代表の江文俊氏は「ダブル12の客数は通常時の週末の2倍程にまで上り、国慶節に比べても20%増はあります。」と述べました。非常に影響力の大きなイベントになりつつあることが読み取れます。

また今年はアリペイ決済が可能な海外のお店でも「花唄クレジット払い」ができるようになりました。「花唄クレジット払い」とは、買い物した月の翌月10日に消費した金額を一括決済できるというものです。日本でいうところのクレジットカードのショッピングローン枠のようなものとお考えいただくと分かりやすいかと思います。アリペイのデータによると、ダブル12の初日、海外でアリペイ決済をした消費者のべ人数約30万人となり、昨年より3倍増となりました。

そして今回のダブル12において、中国人観光客が最もショッピングをしている国は韓国、香港、日本、タイ、そしてオーストラリアであり、そのアリペイユーザーの本国の地域属性は、深圳、広州、上海、北京、東莞のユーザーであることがわかっています。

今後のインバウンド対策としても、アリペイ決済を導入しダブル12キャンペーンに対応したお店づくりをしていくことで、売上拡大、認知拡大のチャンスがよりいっそう広がっていくこととなります。店頭での質の高いショッピングの体験が、ブランディングにつながり、そして越境ECによる再販も充分に可能となってきます。ダブル12は来年さらに影響力を増し、中国国内だけでなくワールドワイドなキャンペーンとして開催されることになるのではないでしょうか。

 

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