株式会社クリップスはすでに業務提携を行なっている提携船井総研ロジ株式会社と、世界有数のオンライン旅行会社Trip.comグループであるCtripの3社で業務連携を行い、日本の良品を中国に展開する支援を行います。
3社の強みを活かしTrip.comグループの越境ECチャネル・広告チャネルをメイン舞台に、クライアント企業の越境ビジネスを推進することでより強い越境の販路を築くことが期待できます。
越境ECの課題
新型コロナウイルス感染拡大の影響で中国でのライフスタイルも変化し、成長していたEC市場も大きく拡大しています。また、渡航ができない今だからこそ海外商品を求めて越境ECの市場が注目されています。このような概況の中で、中国に向けて商品販売を検討する日本企業も増加しているが、短期間で成果を出すのは難しく費用対効果を出せずに撤退している日本企業も増えているのが現状です。
Trip.comグループとは?旅行会社の越境ECの可能性
Trip.comグループは1999年に中国にて旅行サイトCtripを設立し、2020年現在、中国市場で3億人、グローバル市場で1億人超のアクティブユーザーを抱えるグローバル企業へと進化しました。同社傘下の「Ctrip」は世界から中国への越境ECプラットフォームビジネスにも力を注ぎ、中国へ越境輸出される主力商品は日本の商品です。
Ctripのアクティブユーザーはすでに複数回の日本への訪問体験のあるユーザー層が多く、日本の商品の良さ、品質の安心感を十分に理解している中間層がCtripの越境ECビジネスのメインターゲットとなっています。
Ctripの越境チャンネルを活用した3つの期待
1.すでに中国国内のアクティブユーザーが3億人を数え、日本の商品の良さを十分に理解している中間層以上で越境ECビジネスのユーザー基盤が獲得できていること
2.すでに商品掲載、代金決済、越境物流の仕組みが完成できていること
3.商品特性を踏まえて、コンバージョンを高めるためにCtripのビッグデータからAIを活用してターゲティング広告を配信できること
中国進出に足掛かりに早期に効果を得るために、Ctripの越境チャンネルは大きな利点となります。
中国で先行しているライブコマースを活用したプロモーション
弊社が得意としているライブコマースをCtripの越境チャンネルで放送し、まだ中国では知名度がないブランドや、これから本格的に越境ECビジネスに参画していくブランドを戦略的に販路を築いていきます。
また、ライバー育成やスタジオ、撮影機材などもプロ仕様で撮影し、ワンランク上のライブコマースを展開していきます。化粧品、健康食品(サプリ)、食品・飲料、菓子類などの業種ごとに、グループ販促の企画を進めていく計画です。
日本に関心を抱いているユーザーにアプリローチ可能
最新のライブコマースを活用し、Ctripの販売チャネルで中国販売における認知度促進と売上拡大を狙います。3億人のユーザーデータベースから、ターゲティング広告を展開するとともに、ライブコマースを絡めた日本からの越境販売プロモーション、中国国内店舗連動型販促イベントを展開していきます。また、中国マーケティング展開の具体策や、アフターコロナを見越した地方創生テーマの中国市場向けプロモーションも実現できるようになります。
最新情報をお届けします
Twitter でbizchinablogをフォローしよう!
Follow @bizchinablog
コメントはこちら