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成田空港にも続々。Alipay(アリペイ)が目指すグローバル空港マーケティング戦略とは?

成田空港にも続々。Alipay(アリペイ)が目指すグローバル空港マーケティング戦略とは?

昨年までは騒がれていた中国人による爆買いのニュースですが、近頃では、すっかり鳴りを潜めているようにも思えます。しかし、実は中国人の海外旅行の数が全体的に減ったというわけではありません。中国人にとって日本はひとつの海外旅行の選択肢であって、他にも多くの旅行先があります。とはいえ、やはり日本は最有力候補のうちのひとつ。

中国人観光客がもたらした中国の支払い習慣とは?

日本の政府観光局のデータによりますと、2016年上半期における訪日外国人は1171万人となり、そのうち中国人が307万人を占めました。
中国人観光客の訪日と共に日本に入ってきたのは中国の支払い習慣です。2015年11月、中国で決済サービス最大手のAlipayが日本に上陸。Alipayの狙いは日本に来た中国人観光客で、もちろんAlipay導入の営業先は中国人観光客が多く集まりたくさん消費をしてくれるお店です。現在では既に約4000軒の導入があり、例えば以下のようなところでAlipayが使えるようになっています。

  • 国際空港:東京成田国際空港、大阪関西国際空港
  • 家電量販店:BIC CAMERA、ヤマダ電機、EDION、Joshin
  • 百貨店:高島屋、大丸、東急、小田急、東武、近鉄
  • 免税店:ドン・キホーテ、多慶屋、LAOX
  • 洋服ブランド:ユニクロ、United Arrows、BEAMS
  • コンビニ:セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート
  • 薬局:キリン堂、杏林堂、ウエルシア

成田空港で利用が増えるAlipay

成田空港は多くの観光客が日本に到着してから過ごす最初の場所です。中国人観光客はその利用者数の約25%を占めているため、成田空港は積極的にAlipayを導入してきた背景があります。成田空港の従業員の話によれば、成田空港の売上の約半分が、中国人による消費となっているようです。

現在、成田空港の第一、第二ターミナルの免税店Fa-So-La、TAX FREE、AKIHABARAの他に、日本で最も広いブランド取り扱い免税店のブランドモール、第二ターミナルの「5番街」の店舗でもAlipayが導入されました。
成田空港リテール営業部長の神崎氏は「11月4日までに、成田空港でAlipayを導入した店舗数は9月末の4軒から71軒にまで増えました。Alibabaダブル12のイベントにあわせて、12月初旬までに約300軒にまで増える予定です。」と述べています。
成田空港では、免税店で買い物をする時も、レストランでお食事をする時も、ラウンジで休憩する時もすべてAlipayで払うことができます。同時に、Alipayはロケーションベースドサービス(LBS)により、直接お客様に免税店のお得な情報やキャンペーン情報などをお知らせすることができます。

Alipayが進めるグローバル空港マーケティング戦略

実は成田空港はAlipayにとって「グローバル空港マーケティング」戦略上にある重要な空港のうちの1つなのです。9月26日の「Alipayグローバル空港ミーティング」で、Alipayはミュンヘン空港、成田空港、関西空港など10か所の空港と提携することを発表しました。Alipayの目的は中国人観光客の支払い手段である他にも、1つの「ライフスタイル」としてサービスを提供していきたいと強く述べています。Ali旅行、Tmall、淘宝など各プラットフォーム内の機能を連携しひとつの巨大な’’ライフスタイル生命体’’のようになり、お客様の生活のあり方を提案していくことを目指しています。

また、2015年10月、アリ金融サービスと韓国電信など韓国の20の金融組織が、韓国で初めてのネット銀行K-Bankの設立許可を取得。開業後、Alipayはこれにより韓国での金融業務ライセンスを取得でき、韓国国民に対する金融サービスを展開することができます。

Alipayは日本に上陸してわずか半年で4000店舗を開拓し、中国人消費者に対してその影響力は絶大です。Alipay決済サービスの導入にご興味のある方は、お気軽にクリップスにお問い合わせ下さい。

 

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