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桁違いの中国人インバウンド需要が本格化

桁違いの中国人インバウンド需要が本格化
 

「福」の字が逆さまになったものを、東京でも先週の中頃から見かけるようになりました。

実はこれ、中国の旧正月(以下:春節)を祝う「倒福」というもので、人々が幸せに暮らせるよう、また素晴らしい未来が到来するようにとの願いが込められています。

福を呼び込むという意味では、今回の春節は例年以上に中国からのインバウンドが注目されましたね。特にこの週末は“爆買い”という言葉に触れる機会が多かったのではないでしょうか。

今回の春節ですが、中国国家旅行局が発表したデータによると春節期間の出国者数が519万人、うち8%前後(民間統計)が訪日であるとし、単純計算でもおよそ40万人の中国人観光客が今まさに日本に来ていると考えられます。

昨年の訪日中国人観光客1人当たりの買い物額は、平均で約20万円。つまりトータルで800億円の消費がなされることになります。最近では予算の増加も見られるため、これを超えてくる可能性も否定はできません。

某大手家電量販店の広報部の方に聞いたところ、中国人客の予算をだいたい2万人民元(約38万円)と予想しており、多い人では5~6万元(約95~115万円)や中には上限なしで来るという富裕層もいるとのことでした。

しかし、この800億円という数字。あのFacebookが2012年にInstagramを買収した金額と同じです。来月にはおそらく実測値がでるはずですので、その時にあらためて分析をしてみたいと思います。

東京でも見かけるようになった「倒福」
東京でも見かけるようになった「倒福」


春節に来る中国人観光客
春節に来る中国人観光客


 

 

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